お盆とお彼岸の違いは?

コラム

お盆とお彼岸について、言葉として聞いたことのある方も多いでしょう。
しかしそれぞれどのような違いがあるのか、ご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、お盆とお彼岸の違いについて解説します。
▼お盆とお彼岸の違い
■お盆
お盆は、仏教の行事である盂蘭盆会(うらぼんえ)に由来しています。
8月13日から16日までの期間に行われ、この世に戻ってくるご先祖様の霊をお迎えし供養する行事です。
地域によっては、7月や9月に行われるところもあります。
お盆には、提灯(ちょうちん)やほおずき・きゅうりとなすで作られた馬と牛の人形を飾るのが一般的です。
ご先祖様が迷わず家に帰ってこれるよう、ろうそくや提灯をお供えしましょう。
■お彼岸
お彼岸は、春と秋の年2回あります。
春分と秋分の日をそれぞれ中心とした7日間、ご先祖様を供養する行事です。
彼岸と此岸(しがん)が最も近くなるとされる彼岸に供養を行うことで、ご先祖様への敬意や感謝を伝える目的があります。
春彼岸にはぼた餅を、また秋彼岸にはおはぎを供えるのが一般的です。
地域ごとに習慣も異なるため、わからない場合は地元の方やお寺の方に聞いてみると良いでしょう。
▼まとめ
お盆は夏に里帰りされるご先祖様をお迎えし、供養する行事です。
彼岸は、ご先祖様との距離が最も近いとされる時期であるため、敬意や感謝を伝えましょう。
どちらもご先祖様を供養する行事ですが、目的やお供えなどが異なります。
それぞれの違いを理解することで、供養する時の心持ちが変わるのではないでしょうか。
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